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パッションフルーツ栽培|途中経過(2月下旬)のご報告

パッションフルーツの成長が加速期に入りました。

前回(2月初旬)と今回(2月末)の比較

前回(2月初旬):ハウス内全体の様子
前回(2月初旬)の様子
今回(2月末):ハウス内全体の様子(比較)
今回(2月下旬)の様子

前回報告時からの生育状況を、写真で比較掲載しています。 ご覧の通り、この一週間で主枝は約40cm伸長し、生育は明確に加速期へ入りました。

2月中旬以降、夜温15℃を超える日が安定して続いており、温度条件が整ったことで一気に伸長が進んでいます。 現在の生育スピードは自然な温度上昇に伴う伸長であり、過度な施肥に依存したものではありません。 本圃場は昨年より開始した自社圃場であり、喜界島特有の弱アルカリ性石灰質土壌を有しています。 従来圃場と比較すると排水性が高く、根域環境が安定しやすい条件です。 本年は、近年の異常気象を前提とし、窒素および潅水を抑制した設計で肥培管理を行っています。

設計通りの生育推移を示しています(2月下旬)

現在のところ、

・節間の過度な間延びは見られず
・葉は十分な厚みと張りを保持
・徒長傾向なし

という状態を維持しています。
過剰投入に頼らず、圃場の地力と環境を活かす設計が、ここまでは良好に機能しています。 引き続き、生育バランスを見極めながら管理していきます。

2月下旬:葉姿・節間の状態(徒長なし)

収穫期のコントロール

昨年と比較すると、本年は気温の立ち上がりが早く、温暖な日が増えている影響もあり、多くの主枝に花芽が確認されています。 生育は順調に次の段階へ移行しつつあります。

しかしながら、当農園では単純に早期着果を目指す管理は行っていません。 例年、果実品質が最も安定し、糖酸バランスが整うのは6月〜7月初旬。 この時期に収穫のピークを迎えるよう逆算して管理を行っています。 市場価格のみを基準とするのではなく、果実が本来持つポテンシャルが最大化される時期に焦点を当てる設計です。

そのため、現在確認されている主枝の花芽は、すべて摘み取ります。 一時的な着果数よりも、最終的な品質と収穫全体の完成度を優先する判断です。

主枝に確認された花芽(摘花対象)

予約受付開始時期について

ここから生育はさらに加速していきます。 伸長に伴い、誘引・摘芯・芽かき・環境調整など、管理作業も一気に密度が高まる時期へ入ります。 気温上昇とともに作業量は増えますが、最終的な品質を左右する重要な期間でもあります。 引き続き、過不足のない設計で丁寧に管理していきます。

本年の予約受付開始は、3月初旬〜中旬を予定しています。 収穫ピークを6月〜7月初旬に合わせる設計で進めていますので、詳細は改めてご案内いたします。 生育の変化を丁寧に追いながら、引き続きご報告していきます。

当農園の考え方について

当農園は、収量やサイズを追うのではなく、 味や香り、糖と酸の輪郭を重視した果実をつくるための 栽培設計を採っています。

異常気象を前提に、 肥料や水で作物を過剰に操作するのではなく、 喜界島が持つ地力を活かしながら、 年ごとのブレを抑えることを目的としています。