花良治(けらじ)みかん振興会とは
「花良治みかん振興会」とは喜界島の特産物である花良治みかんの保護と増産・活用を図り、島興しをしようとする有志の団体です。
花良治(けらじ)みかん振興会
英文名:Japan Association for Citrus Keraji
略称JACK jack:「若者、艦首旗、ジャッキで持ち上げる」
花良治みかん(学名:Citrus keraji)は、祖先から伝えられた貴重な遺伝資源であり、他の柑橘類にはみられない独特の芳香、種は無く、甘味酸味の絶妙なバランス、青くても美味しく、他に類例を見ない優れた特質を有するとされます。
このため大正初めから昭和にかけて生産量が増加、相当な額の出荷があり、喜界島は花良治みかんブームで沸いたと言われます。
しかし昭和4年、害虫のミカンコミバエが発見されたことにより島外への出荷が禁止。
爾来、花良治みかんの栽培は衰退し現在に至っています。
現在でも、喜界島在来柑橘の中では群を抜いて高値で取引されるミカンですが、風・病気に弱く、栽培が非常に難しい上に、実がなるまでに非常に長い年月を要する(10年程)という事で栽培者は激減し、花良治みかんは年々減少傾向、消滅の危機にあるといえます。
一方少子高齢化は日本全体の問題ですが、喜界島は奄美群島の中でも人口減少が著しく、現在は江戸時代の約7割程度にまで減っています。
これはサトウキビ栽培に過度に依存しすぎているため就業機会が少なく、結果的に人口流出に歯止めがかからないことによるものです。
花良治みかん振興会は花良治みかんの保護と増産を図り活用することによって、就業機会の確保に繋げ、島おこしを図ることを目的とする非営利の組織です。
事業の目的・JACKプロジェクト
当会では、喜界島の少子高齢化・遺伝資源消滅の危機といった「地域の抱える課題解決」に重点を置いて事業を行います。
「JACKプロジェクト」目標へ向けてのステップ
花良治みかんによる「喜界島の持続的発展」を最終目標に置き、花良治みかん発祥の地、花良治集落の住民・出身者を中心として活動を開始しました。
花良治みかん振興会役員
会長:森山 和之 事務局長:宮本 一徹 監事:田邉 大智 顧問:吉田 忠弘
お問い合わせ
お取引(業者様等)・花良治みかん振興会へのお問い合わせは
[花良治みかん振興会事務局(宮本商店<喜界島特産品のけらじ屋>内)]
鹿児島県大島郡喜界町花良治464-1
TEL:0997-66-0252 FAX:0997-66-0252
【けらじ屋】花良治みかん説明・販売ページへ
※花良治みかんの時期は10月頃〜12月頃となります。