知る人ぞ知る幻のみかん、九年母(クネンボ)
幻の柑橘(かんきつ)として知る人ぞ知る「九年母(クネンボ)」です。見た目・サイズはタンカンに似た感じもありますが、味は全く異なります。ごく少量の販売となりますので、早い者勝ちです。「九年母(クネンボ)」について詳しくは下記をご覧ください。
九年母(クネンボ)について
”クネンボは室町時代から江戸時代にかけて、沖縄の主要産品の一つとして関東地方まで広まっていたとされ、皮が厚く、独特の匂いがあり、日本の柑橘類(ウンシュウミカン・ハッサク等)の祖先の一つとなっている。”(ウィキペディアより)とあります。
喜界島においてのクネンボ
喜界島にもかなり古くからクネンボは存在しています。喜界島発祥の「花良治(けらじ)みかん」においてもDNA鑑定の結果、クネンボが種子親、喜界ミカンが花粉親であることが有力とされています。クネンボは現在、沖縄にも殆ど残っていない幻の柑橘とされていますが、喜界島においても古くはクネンボが多く存在していましたが、現在はかなり少なくなっております。
クネンボの美味しい食べ方
クネンボの皮は厚く堅いため、オレンジのように包丁で丁寧にカットすることがおすすめです。また島ではマーマレード等に加工して利用される事も多いようです。珍しいみかんですので、サラダやデザートに加えたり、肉や果汁を使って、ドレッシングやソースを作ってみたり、フレッシュジュースやスムージー、カクテルの素材等に活用してみても良いかと思います。是非色々とお試しください。